Dayton130Bウーハー2wayバスレフ　自作スピーカーは顔を変えて生きる

デイトンの130B-8ウーハーを使用した背面バスレフの自作スピーカー
ツイーターはDENONのSC-F88から流用のドームツィーター
ツィーターのフレームがウーハー並みに大きく、面白いバランスのデザイン
ウーハーは写真12のf特でわかるように3kHzあたりからピークが出るので早めにカットしてツイーターにつなげてます
箱は他ユニット用に製作したものを流用
そのままではユニット径が合わないのでバッフルを2枚重ね15㎜＋12㎜で計27㎜厚とやり過ぎ極厚！
サイズ　幅180 高318 奥(突起含む)290 各㎜
塗装は水性ニスの3回塗り
MDFはなかなかいい色にならないので5回塗りくらいしたいところだが泡やダレが出来てギブアップなのです
製作者、塗装には不向きなせっかち

さて、音
ウーハーのデイトンはやはり強力
頑丈なフレームに大きなマグネット、振動板はパルプと何かの混合
ザラザラした表面でホコリが取れにくいのが難点だが強靭
やはり単売ユニットは違う
話はそれるが、昔シスコン用フロア型のウーハーは外してみると薄い鉄板フレームにちっこいマグネット
これを薄い板の箱に入れて鳴らすものだから盛大なたるんだボコボコ低音だった
言うなれば見かけ倒しのおもちゃ？
本機はデイトン130Bの駆動力を活かし背面ダクトで50Hz近くまで伸ばしている
量感は控えめながらしっかりと下まで伸びて引き締まった低域
キースジャレットトリオのベース、ドラムが心地よくピアノにからむ
ツイーターは入手時タバコのヤニ臭かったので分解清掃、これもでしゃばることなく良いバランス
本当はツイーター、最初は別なユニットをつけたのですが取付位置を良く考えず付けたものだから妙にウーハーと離れた印象　と言っても1㎝程度の違いですけど
そこでフレームの大きな本機に付け替えて落ち着いた次第

箱は出戻り、全ユニット交換のため二重バッフル化、ツイーター変更のため再度ジグソー穴あけと
苦労の多い作品
顔を何度も変えて生き延びた女を思い出しました

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